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妊娠前・妊娠中の方へ|歯周病ケアが大切な理由と歯科受診のメリット

妊娠と歯科治療

こんにちは。鶴間のぽかぽか歯医者さんです。
今回は、妊娠を考えている方、または現在妊娠中の方に向けて、
歯科での歯周病ケアがなぜ大切なのか についてお話しします。

🦷 歯周病は年齢に関係なく起こる感染症です

「歯周病は年配の方の病気」と思われがちですが、
実は、世界の成人人口の約50〜70%が歯周病にかかっているといわれるほど、
非常に身近な感染症です。

歯周病とは、歯を支える組織(歯ぐきや骨)に炎症が起こる病気で、
歯周病菌による感染が原因です。
進行すると、歯ぐきが腫れたり、出血したり、歯がグラグラしたりして、
最終的には歯を失ってしまうこともあります。

🤰 歯周病はお口だけでなく、妊娠にも影響すると報告されています

近年、歯周病が全身の健康に影響を及ぼすことがわかってきています。
特に妊娠中の女性では、歯周病が妊娠の経過や赤ちゃんの発育に
関係していることが、複数の研究で報告されています。

Newsha Karimiらのシステマティックレビュー・メタ解析によると、
歯周病を有する妊婦さんは、歯周病のない妊婦さんと比べて、次のような「リスクの上昇」が認められました(観察研究に基づく関連):
妊娠糖尿病の発症リスク:約1.39倍
低出生体重児のリスク:約2.19倍
子癇前症(しせんぜんしょう)の発症リスク:約1.43倍
早産のリスク:約1.10倍
羊膜早期破水のリスク:約1.25倍

これらはいずれも「歯周病と妊娠合併症との関連」を示した結果であり、
歯周病が直接の原因と断定されているわけではありません。
それでも、歯周病がある妊婦さんほど、これらのトラブルが起こりやすい傾向があることは、
最新の研究から明らかになってきています。

そのため、妊娠前や妊娠初期からお口の環境を整えておくことが、とても大切です。

🪷 妊娠中でも安心して受けられる歯科ケアを

妊娠中の歯科治療は、一般的に
安定期(妊娠中期:妊娠5〜7ヶ月)」 に行うのが安心とされています。

当院では、妊婦さんの体調や妊娠週数に合わせて、無理のない範囲で
・歯ぐきの検査
・歯石除去やクリーニング
・必要に応じた治療

などを行っています。

また、妊娠前からの定期的な歯科検診や歯石除去(プロフェッショナルケア)は、
妊娠中のトラブル予防にも大きく役立ちます。

🌸 まとめ

歯周病はお口の病気にとどまらず、
妊娠の経過や赤ちゃんの健康にも影響を及ぼす可能性があることが、
近年の研究からわかってきています。

鶴間のぽかぽか歯医者さんでは、
妊娠中の方やこれから妊娠を考えている方にも安心して通っていただけるよう、
体調に配慮した診療を行っております。

「今の歯ぐきの状態が気になる」「妊娠前に一度チェックしておきたい」など、
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

※本文中の数値は、
Karimi N, Samiee N, Moradi Y(2023)によるシステマティックレビュー・メタ解析
“The association between periodontal disease and risk of adverse maternal or neonatal outcomes”
に基づいています。


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